WORKS -02-



■肩バインダー
肩バインダーはまずバルサで原型を制作し、バキュームフォームで外装を制作。3枚重ね抜きをして二重装甲の段差を演出しました。内部メカ部分はバルサ原型をシリコンで型取りしレジンに置き換えて削り出し、ディテールを加えていきました。アーム部はHGUCクシャトリヤのパーツを組み方を変えて使用。間違えた訳ではありません(笑)。バーニアはMGシナンジュのパーツをベースに制作し、機体全体で32個複製して使用。




バキュームフォームで抜いたパーツはどうしてもプラの断面の厚みが不揃いになるので、パテやプラ板で調整しています。また、初めてのシリコン複製でどのくらいの厚みまでが奇麗に抜けるのかわからなかったため、今回は不本意ながら装甲の断面が厚めになっています。機会があれば次回はもっと薄い表現に挑戦してみたいと思っています。






■胴体
腰アーマーも肩バインダーと同様の手順ですが、内部メカ部分はレジンではなくエポパテの削り出しです。何故肩バインダーと作り方を変えたのか・・・何か理由があったはずですが、全く思い出せません(笑)。胴体との接続にはダブルボールジョイントを使用。








■スラスターユニット
腰前後のスラスターユニットは肩バインダー同様、バキュームフォーム等で制作。上述の複製したパーツとの兼ね合いでこちらも装甲断面が厚いのが心残りです。
3本のアームは有線ビットキャリアーというオラ設定。原型を1本制作して複製して使用。ボールジョイントで接続しています。






ヒートホークは流用パーツとプラ材、パテ等で制作。複製して使用。




今回の制作でシリコンは4kg、レジンは2kg超使用しています。複製初心者と言う事で型の作り方も悪いんでしょうが、複製は失敗の山でした。また、左右共用のパーツなどは片方に原型を使えば随分楽だったんですが、ノモ研に「シリコンは0.3〜0.5、レジンは2〜3%程収縮する」と書いてあったので、それではバランスが崩れると思い頑張って複製しました(笑)。ただ工作の終盤、腰フロントアーマーがどうしても綺麗に抜けず、スケジュール的に厳しかったため不本意ながら片側に原型を使用しています。







- 塗 装 -

※(C)=クレオス、(G)=ガイアノーツ、(F)=フィニッシャーズ
緑1:(C)モウリーグリーン+(G)EXホワイト
緑2:緑1の混合比変え
オレンジ:(C)サファリオレンジ
■白:(F)スーパーシェルホワイト
グレー1:(G)EXホワイト+(G)EXブラック+(F)スーパーファインコバルト(微量)
グレー2:(G)EXホワイト+(G)EXブラック+(C)ダークアース(微量)
グレー3:(C)グレーFS36270
□グレー4:(G)EXブラック+(G)EXホワイト+(C)黒鉄色(微量)
金属色:(C)焼鉄色
シルバー:(G)EXシルバー
■塗膜保護用クリアコート:(G)EXクリアー
■トップコート:(G)EXフラットクリアー

スミ入れはタミヤエナメル系カラーを使用。
各部位にあわせて数色を用意し使い分けています。
緑:濃緑色
グレー1:スカイグレイ+フラットホワイト
グレー2:ダークグレイ
グレー3:ジャーマングレイ
□黒:フラットブラック









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