WORKS -02-



■脚部
○太腿パーツは全体にぬるい曲面構成だったので、プラ材を足してC面を排しつつシャープに面出し。同時に「くの字」の下側で切断し、プラ材で4mm延長。背面はデザイナー画稿を参考にスジボリを追加。
○スネ前面をデザイナー画稿のシャープなイメージに近付けるようパテにて形状変更。スジボリ、モールドを彫り直し。側面の甘いモールドは埋めつつ、一部モールドを追加。
○スネに併せてふくらはぎ部もプラ材を足してC面を排しつつシャープに面出し。
○膝下パーツ左右は接着せず、接合面と対称に彫り込みを追加。
○GNユニット部は設定画を参考にエッジをシャープに削り出し。下側も立体的になるよう、裏打ちしつつ彫り込み。一部スジボリを埋めつつ、シャープに彫り直し。




■脚部
○GNユニットの透明のクリアパーツは裏側からイリサワCCパール(レッド)→(G)原色バイオレットを吹き付け。内部に、(F)フォーミュラ・クロームを吹き付け→劇中に使用されている書体等を使用した自作デカールを貼り付け→(G)EXクリアーを吹き付けたプラ板をセット。表から光を反射して輝きます。
○1mm金属球(ゴールド)、Oボルトを埋め込み。
○GN粒子散布口(?)はマスキング塗装にてゴールドに塗り分け。
○足首部は甲やカカトを中心にシャープに削り込み。モールドの調整。マスキングにて塗り分けています。

※脚部の制作については制作記の第6回8回22回を併せてご覧下さい。





■背部
○側面のキャラクターライン(?)等、全体にシャープな印象になるよう面出し、エッジ出し。一部モールドを埋めつつ彫り直し、ディテールの追加。
○翼は極太のスジボリを細く彫り直しつつ、先端にプラ材を足して全体にシャープに削り込み。。




■背部
○機首下面のグレーの塗り分け部分は一段深く彫り込み、プラ材で自作。
○足(?)は肉抜き穴を埋めつつC面を排してシャープに面出し。
○スタビライザーは先端にプラ材を足して上側をシャープに削り込み。

※背部の制作については制作記の第9回を併せてご覧下さい。





■武装(ファングコンテナ)
○全体に渡りモールドの彫り直し。一部モールドの追加。マスキングでの塗り分けと併せて精度の向上を。
○コンテナハッチの付け根軸を延長し、より広く開くように(可動というよりは「開」「閉」のコンバーチブル)。また、ハッチのストッパーは塗装剥げが回避できないので、ネオジム磁石による保持に変更。ストッパーのあるハッチ側面を削り落としてスッキリした印象に。ハッチ先端にプラ材を足しコンテナ本体とのマッチングを向上。





■武装(ファングコンテナ)
○翼はスジボリを細く彫り直しつつシャープに削り込み。
○ハッチ裏、ファング部等、マスキング塗装にてライトグレー2色による塗り分け。

※ファングコンテナの制作については制作記の第10回11回を併せてご覧下さい。





■武装(GNバスターソード)
○刀身部を26mm延長(強度確保のため真鍮シャフトを内蔵)。上下及び内部パーツを慎重にフィッティングし、可動ギミックもそのまま活かしてあります。
○腕と接続するジョイントは見栄えが悪く且つ構造上塗装剥げが回避できないため、ネオジム磁石での接続に変更。接続部及びレール部分はプラ材で作り直し。その際、腕側の溝と幅を調整し、ノーマルキットよりもスッキリと接続できるように。




■武装(GNバスターソード)
○ライフルモード時のグリップも構造上塗装剥げが回避できないため、ネオジム磁石での接続に変更。グリップ取付け部は穴が見苦しいのでプラ材で蓋をしました。
○刃にあたる部分を鋭角に削り出し。
○ライフル銃口部にメッキパイプを取り付け。




■武装(GNバスターソード)
○グリップ部の肉抜き穴埋め。
○全体のモールド彫り直し、新規モールドの追加。

※バスターソードの制作については制作記の第18回19回を併せてご覧下さい。





■武装(シールド等)
○シールドは腕と接続するジョイントが構造上塗装剥げが回避できないため、ネオジム磁石での接続に変更。接続部はプラ材で形状を整えました。また、抜きの関係で甘くなっているモールドは彫り直し、及びパーツ側面のラインに歪みがあったので削り込みで調整しています。
○ビームサーベルパーツは先端に向かって鋭く削り込み。(G)蛍光ピンク→イリサワCCパール(レッド)をグラデーション塗装した後(G)EXクリアーでコート。

※シールドの制作については制作記の第20回を併せてご覧下さい。



■その他
○キットの既存のモールド、スジボリはほぼ全て掘り直しをしてシャープに仕上げています。また、面出し、エッジ出し、表面処理等、基本工作も手を抜かずに進めたつもりです。
○スジボリは0.1mm幅の刃をメインに使用。繊細な線を心がけ、丁寧に作業しました。
○各関節は保持力を補強してあります。
○デカールは自作のものを使用。「GNW-20000」は劇中に登場するロゴをトレースしてデカール化しています。「双」の字のようなマークはローマ数字の「20000」をモチーフに作成しました。蛇足ですが、自作デカールのテキストの一部には「ミカエルチャプレット」の権天使(アルカイ、アルケー)の件を採用しています。








- 塗 装 -

※(C)=クレオス、(G)=ガイアノーツ、(F)=フィニッシャーズ
■下地塗装:(G)EXホワイト
■白:(F)スーパーシェルホワイト
赤:(F)サーモンピンク+(G)EXブラック+(C)レッド(微量)+(C)蛍光ピンク(微量)
黄:(C)黄橙色+(C)レッド(微量)
グレー:(G)EXホワイト+(G)EXブラック+(C)ダークアース(微量)
ゴールド:スターブライトゴールド
■塗膜保護用クリアコート:(G)EXクリアー
■トップコート:(G)EXフラットクリアー

スミ入れはタミヤエナメル系カラーを使用。
各部位にあわせて数色を調色し使い分けています。
特に白の部位は極薄のグレーを調色し、本体色に馴染ませています。
赤:ハルレッド
黄:レモンイエロー+フラットレッド+フラットブラック
グレー1:スカイグレイ+フラットホワイト
グレー2:ダークグレイ
□黒:フラットブラック









-ご覧いただきありがとうございました-

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